童話・ものがたり
昔、砥部の千里という道路のわきに 毎年桜の木が枝を いっぱいひろげて それはそれはみごとな桜の花を 咲かせていました。 村の人々は その桜が満開になる頃 どこからともなく 皆よって お酒を飲んだり ごちそうを 食べたり 世間話をしたりして その桜の花が…
子ぞうのポムポムは、動物園で生まれました。 ねる時は、いつもお母さんぞうのふところにだかれてねむっていました。 ふところの中は、ほんわかと暖かく、とても気持ちよく眠りにつくことができました。 ある日、ポムポムは夢の中で、雪の降る寒い北国へ行き…
ある日3歳のとも君は、お母さんのお腹が急にふくらんでいるのでびっくりしました。 とも君は、お母さんに聞きました。 「お母さんどうしてお腹ふくらんでるの」 するとお母さんが 「あのねとも君、お母さんのお腹にいま赤ちゃんがねんねしているのよ」 「赤…
ある砥部の川に、ゴンベイという名前の青さぎが住んでいました。 青さぎのゴンベイは、朝、日の出とともに起き、 日の入りとともに寝る生活をしていました。 朝、日の出とともに起きるゴンベイは、川が流れる中通りから岩谷口、衝上断層、岩谷、千里口と川沿…